空調服だけじゃない!ユニフォームで猛暑対策ウェア特集2023
「ホントに暑い現場は空調服を着ても、暑い!!」
そう思ったことはありませんか?
場所によっては40℃を超える作業現場。
空気を取り込んでも熱風が入って余計に暑く感じるという声もあります。
空調服が体を冷やす原理は熱風でも機能するとはいえ、熱中症のリスクは最大限に抑えなければいけません。
まとめ・問合せ等
空調服の原理
まず前提として空調服がどうして体を冷やすかを解説します。
気化熱による冷却
※ウェザーニュース様HPより引用
気化熱とは、水が気体になる時に周囲から吸収する熱のことを指します。
空調服で言うと着用している人の汗ですね💦
この汗を風によって気化させて気化熱を意図的に起こすという原理が空調服です。
銭湯から上がったときに扇風機を浴びるといつも以上に涼しいですよね!これは気化熱の原理を利用しています。
(気温差という事もありますが…)
つまり空調服が涼しいと感じるときは
「汗をかき始めた時から涼しくなる」
です!
ただ暑い環境下で空調服を着るだけでは、熱風を体に送り込むだけです。
お仕事をして汗をかく、という事が大事なんですね。
それでも暑い環境というものはどうしてもあります。
- 気温が非常に高く、空調服や水分塩分補給だけでは 辛い現場
- 火を扱う仕事の為、空気を取り込む空調服は使用できない現場
- 粉塵が舞う現場なので、ファンが壊れる空調服が使用できない現場
そんな環境でも着用できる・空調服と併用できる猛暑対策アイテムをご紹介します👆
冷たい水が体を巡る!?水冷ベスト
予算¥15,800~
インナーベスト内に取り付けられているチューブの中を水が巡って体を冷やす、いたってシンプルな発想からできたインナーウェアです。
付属のモバイルバッテリーによって、チューブ内に水が循環しています。
ただ、水は冷たくなりません。水を動かす力のみに働きます。
水を電気で冷やすための、バッテリースペックやコストの問題をまだクリアできていないからです。
だったら、氷を入れればいいじゃん!
というのが水冷ベストの発想です。
水気を嫌う現場を除きますが、現状の現場環境だと作業場近くに氷を入れたクーラーボックスや
近くのコンビニに凍ったペットボトルなどが取り揃っています。
このように循環する水を冷やす
「凍ったペットボトル」
「保冷剤」
「氷」
※溶けて水の容量が増えてしまうので、時々水を捨てて容量調節を行う必要あり
をタンク内に入れて水を冷やすという方法です。
凍ったペットボトルであれば、溶けたら飲んでしまえばいいという無駄のない使い方ができます。
欠点は空調服ほどではないにしろ、高額な製品ですあることと、
重量がそれなりにあるところです。
最低でも1万円後半で市場に出ているので、お財布と相談する必要があります・・・。
重量は単体ではそこまで重くありませんが、
循環用の水:150g~
凍ったペットボトル:500g
モバイルバッテリー:200g~
製品自体の重さ:製品より変動
でそれなりの重さになってしまいます。
それでも、高い冷却効果をもつ水冷ベストは今夏期待のアイテムです!
22℃で溶ける氷?SNSで話題のP.C.M保冷剤
予算:¥2,500~
去年、SNSで話題になったP.C.M冷却素材を使用した冷感アップリングです。
22℃を維持し続けるので、冷たすぎず、結露も出さない補助アイテムとして人気を博しているアイテムになります。
この製品が優れているポイントは
22℃で凍る(固形化)するという点
です✧
溶けたあとにクーラーボックスに入れておけば、
また使用が可能になるという使いまわしの良さが一番のメリットです!
費用も¥2,500~と抑えめです。
欠点は首に取り付ける仕様上、紛失しやすくなる点です。
外して置く機会も多いので、置きっぱなしなど気を付けましょうね!
これから猛暑が近づいてくる時期、対策の参考にしてください。
これだけではなく、ユニフォーム自身にも暑さを防ぐ選び方・使い等たくさんございます。
自分たちの仕事にどのような熱中症対策が有効か
ユニフォームのプロならではのご提案ができます!!
詳しくは↓までお気軽にお問い合わせください。